同じ人が2つの商品を買ってくれたんだけど、まとめて送った方が送料節約できるんだけどな〜
こんにちは、まっしろです♪コロナ禍でメルカリを始め、200件近くの取引を完了してきました。最近は大型の荷物も出品して家の中がスッキリしてきています。
さて、同梱発送とは一体何のことかといいますと、
ひとつの住所に対して、複数の商品をひとつにまとめて発送するという発送方法のこと
です。
例えば、2本の違う種類のボールペンを別々のページで出品していたとして、同じ人が2つとも購入したとしますよね。
通常のボールペンならA4封筒に2本入りますから、まとめて発送することで1つ分の送料が浮くということになります。
しかし、メルカリのシステムには同梱発送の項目はないので、出品者も購入者も自己責任でやり取りをする必要があります。
というのも、メルカリの出品方法ルールは
「ボタンタップのみで取引完了できる出品方法」です。
同梱発送はトラブルの原因になることもあるので、ルール上は推奨されていない出品方法となります。
メリットとデメリットを確認した上で慎重に行ってくださいね♪
同梱発送とは?
ひとりの購入者が同じお店の中で複数の商品を買った場合、本来であれば別々に発送するところをひとつの梱包にまとめて送る発送方法のこと。
例えばネット通販で複数購入した時、同じダンボールにまとめて送られてきますよね。これが同梱発送です。
同梱発送のメリット
出品者側のメリット
出品者側のメリット
本来なら、ひとつの梱包につきそれぞれ送料がかかりますが、まとめることで送料の節約をすることができます。
梱包材・梱包の手間の節約ができる
ひとつずつ梱包するとそれぞれに梱包材と梱包の手間がかかりますよね。
ひとつにまとめることで梱包材も梱包の手間も節約できます。
売り文句になる
商品説明欄に
同梱できる商品は送料分お安くいたします。
などと書いておけば、購入者は
お得に買えるのなら、もうひとつ買ってもいいかな
という気分になりますよね。
早く売り切りたい時には試してみると売れやすくなるかもしれません。
購入者のメリット
受け取りが一回で済む
ポスト投函ではない商品の場合、手渡しで受け取らなくてはなりませんが、バラバラに届くと面倒ですよね。
同梱にすると一回で済むので受け取りが楽になります。
値引き交渉しやすくなる
「こちらの商品も合わせて買いたいのですが少し安くなりませんか?」など値引き交渉しやすくなります。
出品者も「2つ買ってくれるのなら」と値下げに応じてくれやすくなります。
同梱発送のデメリット
出品者・購入者ともにやりとりが必要になる
メルカリには同梱発送できるシステムがありません。同梱したい場合は購入前にお互いにメッセージでやりとりする必要があります。
値段はいくらにして、発送方法は〇〇にして…と確認し合うということです。
ボタンひとつで購入手続きに進めないので通常の購入よりも時間がかかってしまいます。
出品者は商品ページを作り直す必要がある
AとBの商品を別々で出品していて、Aにまとめて発送するとします。
この時、Bの商品ページの削除をし、Aの商品ページの値段変更をするという作業が必要になります。
トラブルが起きても保証はない
メルカリのルールにはない発送方法なので
- 「話した内容と違った」
- 「商品が足りない」
- 「同梱発送なら買うと言われたから出品ページの内容編集したのに音沙汰がなくなった」
などのトラブルが起きてもメルカリからの保証は受けられないということになります。
(メルカリ便の場合はもちろんメルカリ便自体の保証は受けられます)
同梱発送をする時の大前提
口約束であるということ
同梱で安くなるのなら買います!
と言われて商品ページを作り直したのにその後連絡が途絶える可能性もゼロではありません。
口約束ですので、こんなことも起こり得るということを頭の片隅に置いておきましょう。
同梱発送のやり方
では、具体的にどのようにしていくのかお話していきます。
出品者が同梱発送したい場合
「同梱発送が可能です」という内容を伝える
まずは、
私は同梱発送を受け付けています!
ということを購入者に伝えるため、商品説明欄・プロフィール欄にメッセージを残しましょう。
コメント欄に書いておいてもよいですね。
「同梱できる商品は同梱発送いたしますので商品購入前にコメント欄で気軽にご相談ください」
<値引き交渉も受ける場合>
「同梱できる商品は同梱発送いたします。同梱できる分お値段をお安くさせていただこうと思いますので気になる商品がございましたら商品購入前に気軽にご相談ください」
商品が売れた後の流れ3ステップ
※この時の「商品が売れた」というのは「商品を売る約束をした」ということでで、購入ボタンを押したという意味ではありません。
①購入者に「商品ページの変更後」購入するよう伝える
この時点では商品ページがまだ変更できてませんよね。
コメントのやりとりをしているページにまとめる方が分かりやすいので、
「商品内容と値段を変更いたしますので、商品ページの変更が確認できましたら購入ボタンを押していただくようお願いいたします」
内容変更するまでは購入ボタンを押さないでね!
という内容が伝わるようなメッセージを入れましょう。
②商品ページを一時停止にする
他の人が間違えて商品を買わないように、同梱する商品ページを全て一時停止にします。
<一時停止のやり方>
・商品ページ「商品の編集」をタップ
・下の方に変更する出品を一時停止するこの商品を削除すると出てくるので一時停止をタップ
これで一旦非表示になります。
②コメントのやりとりをしていたページにまとめる
- 商品の写真・説明欄を消す
- 値段の変更をする
写真と説明欄を消すのは、他の人が間違えて買わないようにするためです。ここは専用出品と同じ流れになりますね。
専用出品についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。
③出品を再開してコメントを残す
商品ページの編集が終わったら、「出品を再開する」をタップして出品を再開した後にコメント欄にメッセージを残します。
「変更いたしましたのでご確認いただけましたらご購入お願いします」
購入者がいいねボタンを押していれば、コメントを載せると通知がいきます。
あとは購入ボタンが押されるのを待つのみです。
購入者が出品者に同梱発送をお願いしたい場合
①プロフィール欄・商品詳細ページを確認
「同梱は受け付けていません」という文章があれば交渉は控えましょう。
「同梱可能です」もしくは何も書いてなければ、コメント欄にどの商品を購入したいのかを書いてお願いしてみましょう。
購入ボタンを押してしまうと同梱が難しくなるので、必ず購入ボタンを押す前に。
「AとBの商品を購入したいのですが、同梱発送は可能でしょうか?」
②出品者の指示に従う
商品ページの内容変更や値段変更の確認など、出品者が誘導してくれますのでひとつづつ確認しながら進めていきましょう。
同梱発送する時の注意点
全ての商品を同梱できるわけではない
購入専門の方は梱包のサイズにピンときませんよね。
例えばメルカリ便で60サイズの商品(縦・横・幅の合計が60センチまで)は700円の送料がかかります。
60サイズの箱の中に同じサイズの60サイズの商品は入れられませんので、同梱できないということになります。
60サイズの中に小さいサイズのネコポス(ポスト投函サイズ)なら入る場合があるので、この場合は同梱可能ということになります。
同梱=送料を軽減する
ということなので、送料が高くなる場合は同梱できないということになります。
出品者はサイズをよく確認する
同梱できると思っていたらサイズオーバーだった!
サイズオーバーになると当初の予定よりも送料が高くなる場合があります。OKする前にもう一度サイズを測ってみましょう。
同梱後はバラバラにできない
同梱=伝票もひとつになる
ということです。
例えば、
同梱OKしたけど、実際ひとつにまとめたらサイズオーバーだった。
これなら別々の方が安く送れるから元に戻したい。
という事態になったとします。
しかし、伝票1枚に対してひとつの商品しか送れない為、同梱用のページにした後分けて送るはできなくなりますので気をつけましょう。
サイズ計測に便利なかわいいかたつむりメジャー♪
お読みいただきありがとうございました。
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