ジャパニーズホラー映画「シライサン」が気になる!
今年もホラーが観たくなる季節がやってきましたね。
こんにちは、まっしろです。無類のホラー好き!
国内外のホラー作品を見漁ってきた私が独自の目線でご紹介していきます♪
今回ご紹介するのは飯豊まりえ主演の「シライサン(98分)」
全国のシライさん、こんにちは。
ちなみに日本の苗字ランキングによると、「白井さん」は246位だそうな。そこそこいらっしゃるようですね。
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あらすじ
親友の突然の死のショックから立ち直れない女子大生・瑞紀(飯豊まりえ)は、弟の変しに直面した青年・春男(稲葉友)と出会う。
眼球が破裂し、何かに怯えたように死んでいった彼らの死の真相を探るうちに、二人は理解を超えた戦慄の真実に突き当たる。
そして、その名を知ってしまった彼らもまたシライサンの呪いに巻き込まれていく。
シライサンの正体とは?その名を知ってしまった彼らは、呪いから逃れることはできるのかー?
「出典:シライサンオフィシャルサイトより」https://movies.shochiku.co.jp/shiraisan/
キャスト
監督:安達寛高(乙一)
- 飯豊まりえ
- 稲葉友
- 忍成修吾
- 谷村美月
- 江野沢愛美
- 染谷将太
ネタバレなし感想
よくある感じのジャパニーズホラー映画ですね。
ホラー映画の中にはお化け系・スプラッター系・人間が一番怖い系と大きく3つに分けられますが、こちらはお化け系でファンタジー要素が強めの作品です。
お化け系の映画といえば「リングシリーズ」「着信アリ」「呪怨」などがありますが、構成としては「リング」に近いですね。
存在を知ってしまったら最後、逃げられない。
でもリングの貞子ほど近くまで来ない。
ちょうど良いディスタンス感のお化け、シライサン。
ここからはネタバレを含みます。ご注意ください。
ネタバレあり感想
【ジャンル「お化け系」】
かの有名な貞子と似た感じの「シライサン」というお化けが出てきます。
トイレの花子さんとか、テケテケとかは都市伝説としてよく聞いていましたが、シライサンを知ったのはこの映画が初めて。
映画制作にあたって作られた存在のようで、シライサンという都市伝説は調べても見当たりませんでした。
【恐怖度☆☆】
ファンタジー要素強めなので恐怖度は低め。
ストーリーもあっさりしていて、韓国料理でいう参鶏湯みたな、はたまた寝る前に飲んでも安心なデカフェみたいな位置の映画。
音でびっくりさせてやろうとかいう場面も少ないので心臓に優しいです。
ホラーが苦手な方にも安心設計。
【シライサンとは元々「目隠し村」のお化け】
シライサンはシライサンの話を知っている人のところにだけやってきます。
やってきた時に、恐怖のあまりシライサンから目をそらしてしまうと、目玉が飛び出して死んでしまうという悲惨な事態に陥ります。
有無を言う隙を与えてくれません。
そして死んだ人は、次の人間の元にシライサンと一緒に出没します。
ゾンビのように次々増えていくわけではないので、シライサンはたったひとりしかいません。
気に食わなかったから目をほじくり出して殺しただけ。
別に仲間が欲しいわけじゃない。
強烈にわがままなお嬢様みたいですね。ははは
シライサンが出現した背景として描かれていたのは、
昔は祈祷によって敵国に伝染病を流行らせることで自国を守っており、その祈祷を行なっていたとされる「目隠し村」の一族が近親交配を繰り返し、そこに強いものが現れた。
というところまでです。
この強いものというのがシライサンということなのでしょうが、設定がふんわりしすぎてイマイチピンとこないしこの話を聞いても恐怖は一ミリも感じませんでした。
もう少し細かい設定が欲しかったところですね。
ちなみにシライサンは眉毛ナシの黒髪ロング、白い着物に暗い色の羽織をお召しです。
見た目はだいぶ怖いはずなのに明るいところで見るとなにやら美人というかちょっと可愛い。
【鈴の音が身近ではない】
シライサンは鈴を持っていて、出没する前に「チリン」と一度だけ鳴らしてお知らせしてくれるのですが、この鈴の音があまり身近じゃないので怖さは低め。
着信アリみたいに現代人の必需品であるスマホから何かしらの音が流れてくるとか、何かぶつぶつセリフを言うとかすれば少し違ったかも…?
ただ、名前を知っているだけで繋がっていくという点を現代のSNSみたいだねとは言っていましたので、その点は現代社会の性質と結び付けたポイントでもあるようです。
【人に話したからといって逃げられない】
リングだと、呪いのビデオを誰かが観れば呪いは免れましたが、シライサンの場合は逃げることができません。
家の中にも入ってきます。
昼間でも来ます。
目を離した隙に光の速さで近づいてきます。
怖すぎ。
【シライサンから逃げる方法】
シライサンが来たら、目をそらさないこと。(ちなみに目玉はありません。というか黒くてよくわからん)
見ている間は近づいて来ず、少ししたらいなくなる。
死にたくなければシライサンが来るたびにこの行為を一生繰り返さなければならない、とのこと。
見てる間は近づかないって、「だるまさんが転んだ」とか「野生の熊から逃げる時の方法」かい。
ちなみにシライサンを知っている人が2人一緒にいる時にシライサンが現れた時、どちらか1人が見ていればシライサンは近づいてきません。
なんでやねん。
というか、そんなに再々来られたら慣れそうですけどね。
【シライサンの目的を考えてみた】
- 常に単独行動であり、仲間を増やしたいわけではない
- 自分を見なくなった人間の目玉をほじり出す
- 呪いを広めたいわけでもない
私を見てくれさえすればそれで満足ですが、
見てくれないのなら視界ごと奪いますよ
呪いを広めたいのなら人間を次々に洗脳すればいい話ですが、
そういうわけではなく
自分を見てくれる人間の数をとにかく増やしたい
ということが目的のようです。
私のこと好きなら他の人の連絡先を全て消してよ。
消さなかったら今すぐここから飛び降りるから
と極端なことを言い始める束縛の強い彼女みたいです。
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【飯豊まりえがとにかく可愛い】
やはり華がありますね〜
自然な演技でストーリーの中にスッと引き込んでくれます。
今日一人で家にいるのが怖いので、ご飯を食べに来ませんか
と稲葉友を誘うシーンがありますが、あんなの言われたら…可愛すぎます。
恋に落ちない男はいないでしょう。
【ちょっぴり恋愛要素が含まれている】
同じ窯の飯を食べ、恐怖体験を共有し、シライサンのおかげで手を繋ぐところまで進展した飯豊まりえと稲葉友。
2人の恋は順調かと思われましたが、もみあって崖から落ちた時に飯豊まりえが記憶を失ってしまいます。
稲葉友との恋心と一緒にシライサンの記憶も消えてしまったので、今後飯豊まりえのところにはシライサンは来ないでしょう。
ということは、終了時にシライサンを知っているのは谷村美月と稲葉友の2人。
飯豊まりえの計算式に基づくと、今後2人の元に各5000回もシライサンが来ることになります。
もう家族ですね。
まあ、映画を観た人間もシライサンに会う可能性ができ、映画を観ていなくてもこの記事を読んだあなたもまたシライサンに会う可能性があるということですね。
ここまでレアにされると、もはや会いたいですよね。
どちらかというと昼間にお願いしたい。
まとめ
- 怖くないのでホラー初心者におすすめ
- 血の量は少なめ
- ホラー好きには刺激が足りなさすぎる
- お化け系ファンタジー映画である
- 恋愛要素がほんのりある
- 飯豊まりえが好きなら迷わず観るべき
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