賃貸のフローリングに傷!へこみ!!実は簡単に補修できるんです。退去費用を安くしたいあなたへ

暮らしのヒント

賃貸のフローリングに傷をつけてしまった…

自分で補修する方法が知りたい!

そんな疑問を解決します。

こんにち!まっしろです。一人暮らし歴13年、これまで4回ほど引っ越しをしてきました。

そして今回、更新時期になり5回目の引っ越しをすることに。

荷造りのイラスト

引っ越しに伴い私たちの頭を悩ませるのが「退去費用」ですよね。

お部屋を出る時は、「原状回復」をしなければならず、故意につけてしまった傷の補修費用は借りた側が支払わなければなりません。

1)原状回復とは

原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧することと定義し、その費用は賃借人負担としました。そして、いわゆる経年変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれるものとしました。

国土交通省より https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000020.html

今回は、

  • 賃貸のフローリングに関して「故意・過失・善管注意義務・通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損」とはどの程度を指すのか?
  • 自分でできる!賃貸のフローリング簡易補修

をテーマにお話していきます♪

借りた側が費用負担しなければならない例

  • 飲み物や薬剤などをこぼしてシミやカビが発生した場合
  • 家具をひきずってできたキズ、凹み
  • 雨の吹き込みによる色落ちや傷み
  • ケア不足により汚れや損傷が広がってしまった場合

※家具を置いておいたことによる凹みは通常損耗に入る
※建物欠陥による雨漏りや日照りによる日焼けは大家が費用負担する

参考:ライフルホームズ https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00435/

不注意・ケア不足による損傷はアウト

例えば、家具の移動は引きずらなければ傷がつかないし、汚れや水分なども放置せずすぐに掃除すればシミやカビは発生しませんよね。

このように、自分の不注意ケア不足による損傷は借りた側の費用負担の対象になります。

賃貸フローリングの簡易補修方法

古いフローリングの部屋のイラスト

今回、4年ほど住んでいた床の補修をしようと床を見たら…

引っ掻き傷や穴が開いていた部分もあり、絶対にやばい!!

ということで、こんなものたちをゲットしました。

100均のキズかくしクレヨン

100円均一で購入しました。

素材は色付きのロウのような感じ。

固まらないので何度もやり直し可能で水にも強いです。

いろんな会社から出ていますね↓

ということでさっそくキズ部分に使ってみましたが、うちのフローリングの色が濃い色なので全然合わず…

これのみでは無理そう…

ということでこちらを購入してみました。

東山「リペア家具カラー」6色セット

明るい色は必要なかったけど、木目模様があるので汎用性が高そうなこちらのセットを購入。

一見ただの水性ペンのようですが、時間をおくとしっかり着色するので水拭きをしても取れないという機能性抜群のカラーです。

まずはキズ部分に試してみます。

先端はフェルトの筆ペンタイプで描きやすいです。

バリ部分の処理が甘いので光を当てると分かってしまいますが、肉眼ではかなり目立たなくなりました。

では、この2アイテムを使って穴部分の補修をしてみます。

合わせ技で補修した結果

何かを落とした時にできたであろう凹み…。

まずはクレヨンで穴を埋めていきます。

付属のヘラで表面を平らにしつつ余分なクレヨンを取り除いていきます。

余分な部分を取り除くと白っぽい感じはなくなりましたが色は合っていませんね。

そこで、リペア家具カラーで色を合わせていきます。

そして、木目のような模様も描きつつできたのがこちら…!!

いかがですか??

カメラなので細かい部分は写ってしまいますが、肉眼では全くわからなくなりました!!

これはすごい!!

今回使用したのはこれ↓

東山 リペア家具カラー 6色セット EH18-4 筆ぺんタイプ

クレヨン+ペンでの補修のメリット

  • 安価で手に入る
  • 技術がなくても簡単に補修可能
  • やり直しがしやすいので失敗しにくい

クレヨン+ペンでの補修のデメリット

  • クレヨンは固まらないので、ピンポイントでえぐるとすぐ取れる
  • 白やアイボリーなどの薄い色のフローリングは難しいかも…?
  • 若干クレヨン部分が光るので、艶消しのフローリングの場合目立ちやすい(ワックスがけできるならより目立ちにくくなる)

自己補修により費用が高くなる場合がある

簡単にできる補修ですが、自分で補修したことにより費用が高くなる場合があるようです。

どんな場合かと言うと、

  • 水拭きなどですぐに取れるような補修方法
  • 補修によって逆に目立ってしまった場合

参考:「Rooch」 https://blog.ieagent.jp/hitorigurashi/yuka-hekomi-168737

立ち会いの時、肉眼ですぐに気づくような補修方法だと逆に費用がかかる可能性があるので、「自分ではどうしても無理そう」という場合はそのままにしていた方が安く済むかもれませんね。

入居時に床をガードしておこう

入居時は引っ越し疲れなどで床の補修なんて考えられないですが、やはり先にガードしておいた方が後々掃除もラクになりますしキズもつきません。

椅子の引きずりキズ防止に↓

次の家では絶対フロアシートを敷くことを誓いました…

キズをつけない方法は「置かない」こと

なぜキズがつくかといえば「家具があるから」なわけなので、はなから置かないというのが一番でしょう。

ミニマリストを目指す過程でいくつも家具を手放しましたが、部屋も広く使えるので減らして良かったなと思っています。

フリマサイトに出品すると割と早く売れましたし大型ゴミの処分費用も浮くのでおすすめです。

ぜひ、検討してみてくださいね。

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