値下げ交渉もして、値段変更をしてもらっていざ買おうとしたら違う人に買われてしまった…
交渉中と気付かずに横取り購入してしまった…
予定していた人とは違う人が購入ボタンを押している…!
専用ページでの取引の場合、こんなケースがありますよね。
こんにちは、まっしろです。コロナ禍でメルカリを始め、取引件数が200件近くになりました。
さて、今回の専用商品の横取りですが、横取りをした人は全く悪くありません。
なぜかというと、
- メルカリでは、先に購入ボタンを押した人が優先である
- 専用出品=独自ルールであり、メルカリの規約に無い出品方法である
独自ルールが推奨されていない理由は、トラブルが起きる可能性があるためです。
専用出品が独自ルールということは知っていたけど、
もうトラブルになってしまったから解決策が知りたいんです…
分かりました!
それでは、専用出品商品を横取りしてしまった・されてしまった場合どうすれば良いのかをお話していきます。
結論、決定権は横取りした人にある
メルカリのルール上、先に購入ボタンを押した人が優先ということですので、取引を続行するのも取引キャンセルに応じるのも横取りした人に決定権があります。
不本意にも横取りしたという形にはなってしまっているけど、
何も悪くないですよ!
購入後の流れ(出品者・横取りした人・横取りされた人の対応)
- 出品者:購入をした人(横取りをした人)へ発送をすすめる
- 横取りされた人:諦める
- 横取りした人:そのまま商品の到着を待つ
メルカリのルール上、出品者は先に購入ボタンを押した方に発送することになります。
横取りされた人は、横取りされる前に購入ボタンを押さなかったということでメルカリのルール上仕方ないということになります。
横取りしてしまった人はメルカリのルール通りに買っただけのことなので何も気にせず商品の到着を待てば良いです。
横取り後の「出品者」の行動は2つ
出品者の方は商品をどんな目的で出品したかによって対応策が変わってきます。
①「誰でもいいので買ってくれれば良かった」という出品の場合
横取りした人にそのまま発送する
自宅にある不用品を売るのが目的な出品の場合、基本的に誰が買っても問題ないですよね。
交渉してくれた人には申し訳ないですが、商品が売れたことには変わりないのでそのまま発送します。
売れてしまった後はコメント欄が閉鎖されてしまうので交渉してきた人ともコンタクトが取ずどうしようもありません。謝りたい時もあるかもしれませんが発送準備をすすめましょう。
②どうしても当初の購入希望者に売りたい場合
出品者都合で取引キャンセルにする
横取りした人に事情を説明し、納得してもらうことができれば取引をキャンセルにすることができます。
例えばハンドメイド作品でイニシャルを入れた商品だったり、個人向けの商品を買われてしまった場合がありますよね。
購入ボタンが押されると、購入者と出品者のみがやりとりできるページに移動できますので
①キャンセルしたい旨を伝えて納得してもらい、取引キャンセルをする
②もう一度出品し直して当初の購入者に購入してもらう
いうことができます。
「横取りした人も商品が欲しい(取引キャンセルに応じない)」場合は、購入ボタンを先に押した人優先というメルカリのルールに則り、そのまま発送することになります。
「横取りされた人」がとる行動3つ
横取りされた人=当初の購入希望者のこと
①ルール上、諦めるしかない
横取りされた人は、残念ですが諦めるのが賢明です。
横取りされる前に購入ボタンを押せなかったので仕方がないということなのです。
たとえタッチの差だとしても今回は縁がなかったと諦めましょう。
②同じ商品を探す
他の人が同じ商品を出品していないか検索してみましょう。余程のレア商品でない限り、すぐにでなくても同じ商品を出品する人が出てくるかもしれません。
③出品者に連絡して取引キャンセルしてもらえるよう頼む
発送前ならまだチャンスがあることはあります。
商品が売れた後はコメント欄は閉鎖されてしまうので、出品者の他の出品ページにどうしても欲しい旨を伝えてキャンセルをお願いしてみましょう。
ただし、出品者都合のキャンセルになってしまうので出品者にペナルティが課せられる場合があります。
過度に期待せず、ダメ元くらいの感覚で丁寧に頼んでみましょう。もしかしたら応じてくれるかもしれません。
「横取りしてしまった人」がとる行動はただ1つ
横取りしてしまった人=購入ボタンを先に押した人のこと
商品の到着を待つ
形的には「横取り」になっていてもルール上は全く問題がありません。
交渉を知らずに購入してしまったことに後で気づいた場合、気になるようならコメント欄で一言謝ってもよいですが、本来悪くないので商品の到着を待てば大丈夫です。
取引キャンセルしたいと頼まれたら?
商品を譲ってもよければ応じていいですし、商品が欲しければ応じる必要はありません。
たとえキャンセルになってもペナルティは課せられませんので自分の意思で選んください。
取引キャンセルに応じる場合、やりとりのスクショをとっておく
出品者がキャンセル申請をする時は、「キャンセル申請フォーム」にてキャンセルの理由を選択するようになっています。
<出品者のキャンセル申請フォームに出てくる内容>
キャンセル理由(必須)
・購入者が誤って購入した
・商品が無い
・出品情報や商品に不備が見つかった
・購入者からの連絡が無い
・上記以外の理由
理由の詳細(必須)
「ーー空欄に文章を記入ーー」
出品者がキャンセル申請をしたら、事務局からあなたの元に
「キャンセル申請が届いています。返答してください」
というメッセージが届きます。
「同意する」を選べば取引キャンセルになります。
ただし、悪質な出品者だった場合、ペナルティを避けたいがために虚偽の内容で申請される可能性がゼロではありません。
後で事務局から何か問われた時の証拠として、メッセージのスクショ残しておきましょう。(キャンセル後はメッセージ欄が閉鎖されてしまいますのでお早めに)
参考→https://www.mercari.com/jp/help_center/article/281/#a1
取引終了後にしてはいけないこと
横取りに対する理由で低評価をつける
- 出品者→横取りした購入者に対しての低評価をつける
- 横取りされた人→出品者への低評価をつける(取引キャンセルで予定通り商品が買えた場合)
「交渉中の商品だったのに横取りされました」とか
「私が交渉した商品だったのに、横取りされたことで商品の到着が遅くなりました」とか
商品に不備に関する低評価は仕方ないですが、独自ルールの元で起きてしまったトラブルに対して低評価をつけるのは自己中心的ですよね。
しかも低評価のメッセージは誰でも見ることができますし、誰が書いたかも分かるので今後の取引にも影響が出てきますので慎重に。
どうしても専用ページでの取引がしたい場合
どうしても専用ページでの取引がしたい場合、他の人に買われないような工夫をすることで横取りを防ぐことができます。
出品者側の対策
商品の写真・商品詳細を消す
『横取り=商品の詳細を見て買う』
という流れなので、商品詳細を消してしまうというやり方があります。
- 商品の内容がわからない写真に変更する
- タイトルを「〇〇様専用」に変える
- 商品詳細文を消す
内容がわからなければ買うことができない(買う理由がない)ので、写真を内容がわからないものに切り替えて商品詳細を消して編集し直します。
リアルタイムで返信がある時に値段変更する
商品詳細を変えるのが大変場合や、そのままの写真でいきたい場合は値段変更後、すぐ買ってもらうようにする必要がありますよね。
コメント欄に
「他の人の購入を避けるため、このメッセージをご覧になりましたらもう一度メッセージをお願いできますでしょうか。メッセージをいただきましたら値段変更いたします。よろしくお願いいたします。」
「他の人に買われないようにしたい」という内容が伝わるようなコメントを残しておきましょう。
ただし、メッセージが来たらすぐに対応できるようにしておく必要がありますね。
「都合が良い時に購入してください」と放置すると他の人に買われてしまう可能性が高くなるので、絶対に買って欲しい人がいるのなら避けた方が無難です。
購入者側の対策
リアルタイムで交渉する
商品を横取りされてしまうのは、
出品者が交渉に応じた後(値段変更など)、購入者が購入ボタンを押すまでにラグがある
ということが原因です。
このラグの間に誰かに買われてしまわないよう、コメント欄にメッセージを残しておきましょう。
交渉文の後に
「仕事の関係で、平日は〇〇時以降であればスマホを見ることができます。交渉に応じていただける場合、お手数ですがこのメッセージに気付かれましたらもう一度ご返信いただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。」
「商品を必ず自分が購入したい」ということが伝われば大丈夫です。
専用ページは自己責任
メルカリ側からも「トラブルが起きる可能性があるので自己責任で」と注意喚起がある出品の仕方なので、トラブルが起きることを前提で慎重にやりとりしていく必要がありますね。
ペナルティが重なって利用停止になってしまったらメルカリ自体使えなくなってしまうので、ビジネスで専用出品している方は気をつけましょう。
お読みいただきありがとうございました!
発送時のサイズ計測に便利♪
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