160サイズ以上の大型商品を最短・最安値で配送する方法が知りたい
こんな疑問に答えます。
こんにちは、まっしろです。コロナ禍で、メルカリを始め200件近くの取引を行ってきました。
メルカリで160サイズ以上の大型商品の取引をしたい時がありますよね。
商品のサイズが大きくなるほど送料も高くなるので、できるだけ抑えて販売利益を大きくしたいですよね。
160サイズ以上の商品を配送する方法は2つあります。
- 「梱包・配送たのメル便」を使って送る=匿名
- 一般の配送方法を使って送る=匿名にはならない
「梱包・配送たのメル便」は全国一律料金(3,400円)のため、送る地域によっては一般の配送よりも高くなる場合があります。
そこで今回は、一般の配送方法である
- 「ゆうパック」
- 「ヤマト宅急便」
- 「飛脚ラージ宅急便」
の3社を比較し、最短・最安値で送れる方法を調べていきます。
お急ぎの方はこちら(まとめ)
160サイズ以上を送る方法は3つ
- 郵便局のサービス「ゆうパック」
- ヤマトのサービス「宅急便」
- 佐川急便のサービス「飛脚ラージ宅急便」
3社「取り扱いサイズ」比較
送れるサイズ | ゆうパック | ヤマト宅急便 | 飛脚ラージサイズ宅急便 |
サイズ | 60ー170サイズ | ※容積換算総重量 | 170ー260サイズ |
重さ | 25kg以下 【重量ゆうパック】:25kg〜30kgの荷物はプラス510円、520円で送ることができます。 | 50kg以下 |
超大型家具の配送は「ヤマト宅急便」か「飛脚ラージサイズ宅急便」を使うことになりますね。
※容積換算総重量とは、「総重量」×「届け先のエリア」で計算された重量(kg)のこと。
荷物の重量と容積換算総重量を比べ、重い方を採用します。
<容積換算総重量計算式>
縦m×横m×高さm×280=容積換算総重量kg
例:70cm×50cm×50cm、170サイズの商品の場合
縦0.7m×横0.5m×高さ0.5m×280=容積換算総重量49kgとなります。
3社の「発送場所」
発送場所 | ゆうパック | ヤマト宅急便 | 飛脚ラージサイズ宅急便 |
持ち込み | 郵便局 【ゆうパックスマホ割】:ゆうパックスマホ割アプリを利用してアプリ内決済すると、基本料金から180円安くなるサービス。 | ・ヤマト運輸直営店持ち込み1個につき100円引き (クロネコメンバーズは150円引き) ・取扱店(1個につき100円引き) へ持ち込み | 営業所への持ち込み(100円引き)支払いは現金のみ |
コンビニ | ・ローソン ・ミニストップ ・セイコーマート | 1個につき100円引き ・セブンイレブン ・ファミリーマート ・デイリーヤマザキ ・ポプラ ・生活彩家 ・スリーエイト ・くらしハウス ・ニューデイズ ・アズナス ・アンスリー ・オダキューマート ・リトルスター | コンビニからの発送はできません (受け取りのみローソン、ミニストップ) |
集荷 | あり、無料 | あり(自宅or自宅マンションの宅配ロッカー)、無料 | あり、無料 |
発送場所が多いのはヤマト宅急便です。
集荷は3社全て無料で行なっているので大きな家具も安心です。
持ち込んだり、アプリから申し込んだりすることで値引きが受けられるので、営業所が近くにある人は少しお得に配送できますね。
お待たせしました!配送料の比較です。
3社「配送料」比較
地域とサイズによって変わってくるので、今回は
- 170サイズ
- 東京→各代表地域
で比較していきます。
サイズによって細かく変わってくるので一例としてご覧ください。
赤字=「梱包・配送たのメル便」よりも安い料金で送れる地域
<配送料比較> | ゆうパック(郵便局) | 宅急便(ヤマト) | 飛脚ラージサイズ宅急便(佐川) |
東京ー東京(関東) | 2,340円 | 2,652円 | 2,420円 |
東京ー北海道 | 2,850円 | 4,533円 | 3,960円 |
東京ー東北・関東・信越・北陸・東海 | 2,410円 | 3,422円 | 3,135円(信越・北陸・東海・関西) |
東京ー近畿 | 2,530円 | 3,422円 | |
東京ー中国・四国 | 2,640円 | 3,719円 | 3,410円 |
東京ー九州 | 2,580円 | 4,148円 | |
東京ー沖縄 | 3,060円 | 8,005円 | (本島)15,400円 |
東京ー南九州 | 3,960円 | ||
東京ー北九州 | 3,630円 | ||
東京ー北東北 | 3,410円 | ||
東京ー南東北 | 3,190円 |
ダントツでゆうパックが安いという結果になりました。
ゆうパックは「梱包・配送たのメル便」よりも全ての地域に安く配送できるので、170サイズ以下の商品ならゆうパックを使ったほうが安く送ることができます。
その他、同じ県内や近い地域では3社から送ったほうが安いという結果になりますが、
沖縄に関しては倍以上の金額がかかるので「梱包・配送たのメル便」を使ったほうが安いと言えます。
<料金やサイズのメモに便利な電子お絵描き帳>
3社「お届け日数」比較
<お届け日比較> | ゆうパック(郵便局) | 宅急便(ヤマト) | 飛脚ラージサイズ宅急便(佐川) |
東京都中央区ー東京都中央区 | 翌日 | 翌日 | 翌日 |
東京都中央区ー北海道札幌市中央区 | 翌々日午前~午後(午前差し出しの場合は午前、午後の場合は午後) | 翌々日 | 翌々日 |
東京都中央区ー青森県上北郡東北町 | 翌日夕方 | 翌日午後~ | 翌々日 |
東京都中央区ー大阪府(大阪城) | 翌日午前 | 翌日午前~ | 翌日 |
東京都中央区ー広島県広島市中区 | 翌日午後 | 翌日午後~ | 翌日 |
東京都中央区ー福岡県天神 | 翌日午後~夜間(午前差し出しの場合は午後、午後の場合は夜間) | 翌々日午前~ | 翌々日 |
東京都中央区ー沖縄県沖縄市中央 | 翌々日午前~午後(午前差し出しの場合は午前、午後の場合は午後) | 翌々日午前~ | 3日以上 |
お届け日数に関してもゆうパックが比較的早く届けられるという結果になりました。
とはいえそんなに変わらないようです。
一般の配送方法を使う時の注意点
- 匿名配送ができない
- 個人情報を教え合う手間・リスクがある
- 梱包をしっかり行う必要がある
- 配送料金やサイズを自分で調べる必要がある
匿名配送ができないということは、お互いの個人情報を教え合う必要があります。
その時にメッセージを交換し合う手間がかかることと、顔も素性も分からない赤の他人に個人情報を教える必要があります。
少しでも「不安だな」と思う相手の場合はメルカリ便を使い、匿名配送することをおすすめします。
また、梱包を自分でしなくてはならなため、配送中に破損しないようにしっかりと梱包する必要があります。
商品が大型になる程大変になるので、配達先まで安全に届けられるような梱包ができる自信がなければ「梱包・配送たのメル便」を使うのが安心かなと思います。
<大型商品の梱包に便利なロール状の段ボール>
さらに、サイズと地域で配送料金が細かく変わってくるので自分で調べる必要があります。
<大きな商品もラクラク測れる自動巻き取り式メジャー>
まとめ
- お届け日時はどこもそれほど差はないが「ゆうパック」が少しだけ早い地域がある
- 160サイズ以上の商品を一番安く送れるのは「ゆうパック」(しかし170サイズまでしか送れない)
- 一番大きなサイズを送れるのは「ヤマト宅急便」
- 発送可能場所が一番多いのは「ヤマト宅急便」
- 本島⇄沖縄本島までの配送料が一番高いのは「飛脚ラージサイズ宅急便」
- 沖縄が発送場所の場合は一般の配送方法ではどれも割高になる
- どの配送方法も無料で集荷が頼める
大きな商品を送りたい時、一般の配送方法で送ったほうが安い場合もありますが、その分手間がかかるので、ラクさを取るなら「梱包・配送たのメル便」かなとは思います。
「梱包・配送たのメル便」についてはこちらでまとめていますので、合わせてお読みください。
お読みいただきありがとうございました。
他にもメルカリに関する記事を書いていますので、ぜひご覧ください。
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