ダブル配達で
商品の到着が遅くなるのが嫌だから拒否したいのだけど
拒否することはできるの?
そんな疑問を解決します。
こんにちは、まっしろです。
コロナ禍で配達パートナーになり1000件近くの配達を完了してきました。
注文者にとって悩ましいダブル配達。
結論から言うと
注文者はダブル配達を拒否できない
です。
注文者は、注文を済ませて画面を見ると
「〇〇さんは途中で別の注文品を配達しています」
というメッセージが表示されることがあります。
これは
「この注文は2件同時注文で、あなたの元には2番目に届きますよ」
という意味です。
ダブル配達のデメリットはただ一つ、到着が遅くなること。
とくに急いでいる時は「うわ、2番目かぁ…」とがっかりしてしまいますよね。
最初からダブルだとわかっていたら別のレストランで注文したのに!
なんて思うこともあるでしょう。
今回は、
- 注文者がダブル配達を拒否できない理由
- 注文者がダブル配達を避ける方法
- 注文者にとってダブル配達のメリット・デメリット
- ダブル配達で得をする人間、損をする人間
をテーマにお話していきます。
注文者がダブル配達を拒否できない理由
ダブル配達になるかどうかは、
- AIの判断
- 配達パートナーが2件同時に注文を受けるかどうか
で決まります。
同じ店で2件注文が入った時、
家同士が近かったり方面が一緒だったりするとAIがダブル注文として集約し、配達パートナーの元に注文が届きます。
配達パートナーは注文を2件同時に受けるか、1件だけ受けるかは選べるのですが、配達パートナーに注文が入った時点で商品を既に作り始めているため、拒否ができないというわけです。
つまり、全ては運といえましょう。
時間がない場合はキャンセルしかない
予定時間を超えることで商品を受け取れない場合は、注文自体をキャンセルするしかありません。
キャンセルの場合は、商品代金は戻ってきません。
ダブル配達を避けたい場合は?
ダブル配達になりにくい注文の仕方があります。
- 繁忙時間を避ける
- ファストフード店、チェーン店以外から注文する
(マクドナルド、モスバーガー、スタバ、タピオカ、吉野家、松屋 など)
ダブル配達によくなるパターンとして、
- お昼時のマクドナルドやお弁当屋の注文
- 夕飯時の牛丼、ピザ、ケンタッキーの注文
- 閉店時間ぎりぎりのクレープやスイーツ類
などがよくあります。
繁忙時間より早めか遅めに頼むと確率はぐんと減ります。
土日のマクドナルド、ケンタッキーあたりは
ダブルになりやすい印象です
注文者にとってダブル配達のメリット・デメリット
ダブル配達はデメリットばかりではありません。
メリット
- 手数料が割引される
- 1番目に運ばれれば遅くならない
2つの注文を1人の配達パートナーが行うので、その分手数料が少し割引されます。
ダブル配達で1番目に運ばれた方の人はラッキーと言うわけね
ダブル配達は、主に同じ方面で家と家とが近かった場合に発注されるのでお店から近い方の家の人が先になる可能性は高いですね。
デメリット
- 2番目の家になると、届くまでに時間がかかる
家同士の距離が近ければ5〜10分くらいの差でしょうが、遠ければかなり遅くなってしまうこともあります。
大体の場合近いのですが、以前こんなことがありました。
【例外あり】必ずしも家同士が近いというわけでもない
ダブル注文を受けた時に、一回だけものすごく離れた距離だった時がありました。
現在は届け先が分かった状態で運ぶ様式になりましたが、
その時はまだどこに届けるか分からない時だったんですよね。
- 注文を受けた場所:六本木
- 1件目の配達:渋谷(六本木→渋谷=約5.5km)
- 2件目の配達:勝どき(渋谷→勝どき=約8.2km)
合計13.7km…!!??
21時ごろの注文で配達パートナーが少なかったのか、とんでもない距離が表示されており二件目の家に行くには急いでも1時間近くかかる計算に。。
これでは2件目の注文者の元に行くまでに時間がかかりすぎる…
と思い、サポートセンターに連絡したところ、
「1度注文をとったらキャンセルはできないので運んでほしい」とのこと。
注文をとった後、配達パートナー都合でキャンセルをすると注文自体がキャンセルになってしまい、注文者は再度注文し直さなければならなくなります。
サポートセンターの人に「注文者に時間がかかることを伝えてください」と伝えて運びましたが、かなり時間がかかってしまいました。。
といったパターンもゼロではないということです。
遅くなるのは必ずしも配達パートナーが原因ではない
配達パートナーが直近の人間になるので
自転車をゆっくりこいでたんじゃないの?
と思われがちですが必ずしもそうではありません。
Uber eatsには繁忙時間があり、主に
- 11:00〜14:00のお昼時
- 17:00〜21:00の夕食時
に注文数が増える傾向にあります。
デリバリー専門のお店でない場合、店舗の方にもお客さんが来るのでその分も作らなければなりませんので2重で忙しくなります。
そうなるとUber eatsの方の注文もどんどんたまっていき、作るのが追いつかないという事態になるんですよね。
繁忙時間に限らず
「このレストランはいつも待たされる」
というお店もあります
ここで声を大にして言わせてもらいたいのが、
「遅い」のは、全員急いでの結果
ということです。
急いだ上でも遅くなってしまうんです。
だって、
- レストラン=料理をどんどん出して客回転数を増やした方が儲かる
- 配達パートナー=早く配達を終わらせてたくさん注文をとった方が儲かる
ゆっくり作業して得する人間がいないのです。
よく配達パートナーがつまみ食いしてるって言われてるけど、
もしつまみ食いなんてしていたら、商品を元の状態に戻すのも時間がかかるし
そんなことをしている暇があるなら1件でも多く配達したいと私は思うのですが…
一部の心ない配達パートナーの行動で良くないイメージがついてしまってるんですよね。。
どんな流れでダブル配達が起こるの?
①最初から2件同時の注文が入る
②最初は1件だったけど途中でもう1件追加注文が入る
ダブルの注文はこの2パターンです。
でも、このダブル配達は強制ではありません。
ダブル配達かどうかは配達パートナーの選択で決まる
ダブル配達をするかどうかは配達パートナーの選択に委ねられています。
2件注文が来た時に「1件だけ取ってもう1件はキャンセル」ということもできるのです。
配達パートナーがダブル注文を受ける理由=クエスト
例えば、4日間で20件配達すると〇〇円プラス(クエスト)というように、配達パートナーにはさまざまなボーナス制度があります。
ダブル配達をすると1回の配達に対する報酬は少なくなるものの、クエストを達成することでボーナスがもらえるので、本業の人は必ずと言っていいほど挑戦しています。
ダブル配達で得をする人間、損をする人間
得をする人間
- Uber eats事務局:本来なら2人必要なところが1人で済むので人件費削減になる。
- 一部の配達パートナー:クエストに挑戦している配達パートナーは1回の配達で2件こなしたことになるのでおトク。
- 1件目の注文者:到着時間は通常通りで手数料が安くなる。
損をする人間
- 配達パートナー:配達時間が遅くなるので2件目の注文者にBAD評価をもらいやすい。(BAD評価が重なるとペナルティ対象になる)
- レストラン:2件目の注文者の料理が冷めてしまう
- 2件目の注文者:想定していた到着時間を大幅に超える可能性がある
損をする人、得をする人がいるけど
システム上仕方ないので配達パートナーを責めないで…
まとめ
- 注文者はダブル配達を拒否できない
- ダブル配達になるかどうかは「運」である
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