配達パートナーの方、日々の配達お疲れ様です。
温かくなり、軽装で稼働できるようになって重い腰が少し軽くなった方もいるのはないでしょうか。
現在配達数は約1000回。
回数としてはまだまだですが、配達をしているといろいろな注文者に出会います。
今回は
「それがなければもっと早く配達できていたのに…」
とある面白い建物に配達に行った日のお話です。
〜〜〜〜〜面白い建物の正体〜〜〜〜〜〜
とある日の夜の稼働。
「今日は曇っているしいつもより街が暗く感じるな〜」
なんて思いながら自転車を走らせていました。
すると
ピロリン♪
本日最後の配達の注文。
「よし!これが終わったら帰れる」
帰ったらこの間ゲットした入浴剤であったまろ〜♪なんて考えながら。
お店に着くと商品はもう出来上がっており、ササっと受け取り
「配達を開始する」
をスワイプする瞬間。
「どうか近くであってくれ…」
そう願いながらスワイプしました。
すると、配達先は2キロ圏内。それもよく稼働するエリアで家にも近くなる!
「やった〜♪今日はツイてるわぁ〜」
そう思いながら画面を見ているとふと注意書きの部分が目に入りました。
「なんか黒いな…」
そこにはスクロールするほど長い注意書きが書いてありました。
侵入経路の指定とか自転車の置き場所とか、細かい決まり事があるのか…?
なんて嫌な予感がしながら読むと、
それは何とも丁寧な家への案内の文章でした。
「なんだ、ただの丁寧な人か(失礼)」
その文章の中に
「○○の角を曲がると面白い形の建物があります。そこが私の家です」
と書かれていました。
面白い
とは。
何と抽象的な表現でしょう。
面白いって人によって受け取り方が違いますよね。
お笑いでも2分に分かれるし、
面白い=趣がある
そんな意味で言っている場合もある。
ちょっと何言ってるかわかんないです(サンドウィッチマン)
と思いながらもとりあえず向かうことに。
マップを見る限り、そこは大きな敷地の中で建物がいくつかに分かれている造りの家のようでした。
付近に到着したものの
面白い
はどこにも見当たりません。
その敷地には入り口が2つあり、
一つは「大きな門がある」入り口
一つは「入り口のすぐそばに派手な色の階段があり、プレハブ小屋につながっている」入り口
ピンはその真ん中に立っていたので
全然面白くはないけどどちらかと言えば面白いっぽい後者の入り口から入ることに。
15段ほどのその派手な色の階段を登り、ドアの前に到着。
そこにはチャイムが無かったのでノックをするものの出てこない。
電気も点いてないし人の気配がしません。
電気が点くかもしれないので少し待ってみましたが一向に出てくる気配がないのでもう一つの大きな門に向かうことにしました。
その大きな門は私がいる場所から少し離れたところ。
自転車に乗ってそこへ向かいました。
大きな門をくぐると、右手奥にはさっきのプレハブ小屋。
その中に大小3軒ほどの家が連なって建っているような造りになっていました。
言うなれば、元々一軒家だったものに家を継ぎ足したような、
親子3世代で住んでいますというような感じ。
その中で一番大きい入り口のチャイムを押すと、奥の方から優しい微笑みを浮かべた男性が出てきました。
商品を受け取り、ご丁寧に頭を下げながらお礼まで言って頂き無事配達が完了しました。
いやいや…
普通…
てかやっぱりこっちだったじゃん…
階段地味に疲れたナァ…
門までの道を歩きながら敷地内を見渡しましたがやっぱりどこにも 面白い 要素がない。
あれかな…?
という部分すらない。
盆栽とかもあるから趣があるという意味なら分からないでもないが。
この注意書きがなければ真っ先にこの大きな方の入り口から入ったのに、この「面白い」のおかげで時間がかかってしまいました。
面白いって一体何のことだったんですか…?
もう一度配達する機会があれば教えてもらおうと思ったひと時でしたとさ。
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他にもUbereatsでの体験談のコラムを書いています♪
是非暇つぶしにでも♪
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