【コラム】Uber eats配達パートナーになって変わったこと

ウーバーイーツ

今回は休憩がてら、配達パートナーになって変化したことを書いていこうと思います。

「分かる!」と共感してもらえるのでは…!?

配達に興味がある方も、ちょっと配達に疲れてきてしまった方も。
箸休めに、是非読んでみて下さいね♪

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・返事、お礼をちゃんと言うようになる
・意外とどこでも自転車で行けることに気付く
・かと言って運動は好きにはならない
・体力がつく
・よく眠れる
・食欲が湧く(決して痩せさせてはくれない)
・お酒に酔いやすくなる
・よく行くエリアがそろそろ「庭」になる
・人間の温かさを感じる

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返事、お礼をちゃんと言うようになる

「そんなの当然じゃん」
「お礼も言えないなんてクズすぎる…」

と思うでしょうが、特に大人になってからは知らない人と言葉を交わすことをしてこなかったんです。

それは宅配のおっちゃんを始め、スーパーのレジの人、すれ違う時に道を譲ってくれた人、etc。

座礼のイラスト(女性)

配達先のオートロックを無言で開けられ、「お待たせしました、こちらお品物…」を言い切る前に無言でドアが閉まる。

いや、これでいいんです。これが普通なのですが、中にはそうではない人もいるんです。

オートロックを開ける際「はい」だけでもいい、無言で会釈でもいいんです。それだけなのに不思議なものでなぜだか安心感と心地よさを感じるんですよね。

お礼下さい!って言っているのではなくて、全く反応がないと「あれ?何か悪いことしちゃったかな…」と少し不安になってしまうんです。

うっかりした人のイラスト(女性)

この配達を始めるまでは私も前者でした。あえてのそれではなくて、本当にただただ何も考えていなかった。

ですが、この感覚を覚えてからはスーパーでも、オートロックで顔を合わせなくてもお礼を言うようになりました。

ちょっと人間らしくなりました。

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意外とどこでも自転車で行けることに気付く

ペダル無し自転車のイラスト

そもそも「自転車で移動する」という選択肢がなかったのです。

目的地に向かうには「徒歩」か「電車」。

今のUber eatsのシステムって、配達を開始するの部分をスワイプするまではどこへ配達するか分からないようになっているのですが…

私が一番遠くへ飛ばされたのはなんと7.9km。

行って帰って15km近くです。ここまで遠くは稀ですが、「遠いな」と感じる場所に運ぶことって1日に1回は回ってくるんですよね。

エベレストのイラスト

1回の稼働で3時間は自転車を漕ぎ続けているので、5駅くらいは余裕のよっちゃんです。

駅のホームまでの階段が今ではエベレストに見えます。

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かと言って運動が好きにはならない

よく「ジョギングや筋トレを始めると、しない日が気持ち悪くなる」

なんて聞いていたので、

「自転車を漕がない日が気持ち悪くなる自分」

を期待してちょっとワクワクしていたのですが、全くそんな気が起こりません。

1週間毎日稼働しても(フル稼働ではない)変化ナシ。

隙あらば寝ていたい。

前世は猫だったんだと思います。

決して猫をdisっている訳ではありませんが。

体力がつく

例えばジムに行って自転車マシーンで漕いだとしても「もう無理」という時点で辞めてしまうのが人間ってもんです。

疲れてなくても飽きるが先にきてしまうこともありますよね。

体力もへったくれもない運動もどきばかりしていたものです。

これが仕事となるとどんな坂道でもスピーディに届けなければなりませんのでそれに見合った体力がついてきます。

お金ってこんなにも人間を動かすのか…。

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よく眠れる

今までの体力仕事の経験といえば、社会人になって数年だけ。その後はずっと座り仕事でした。

座り仕事って気力は減るけど体ってそんなに疲れないんですよね。

すごく疲れて眠るということもなかったですが配達した日は程よい眠気に襲われます。

なんか子どもに戻った気分。

赤ちゃんのイラスト「ベビーベッド」

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食欲が湧く(決して痩せさせてはくれない)

今まで運動を避けていた人間が急に運動を始めると食欲にも変化が起こります。

今まではそんなに好きではなかった油物が無性に食べたくなったりすっぱい果物が食べたくなったり。

運動したあとにもりもり食べたらいつかアイアンマンみたいになりそうなので控えていますが、体にエネルギーを取り込もうとしているのかもしれません。

それまでは1日に1食とちょこちょこ間食を何とな〜く食べる程度。

なので全く痩せません。むしろちょっと増えとるやないかい。

お酒に酔いやすくなる

気のせいかもしれませんが、お酒が回りやすく抜けにくくなった気がする…

歳か

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よく行くエリアがそろそろ「庭」になる

近所をあてもなく歩くことって無いですよね。

スーパーまでの道のりも大体同じ道を通りますし、わざわざ遠回りをするなんて疲れることしません。

路地裏とか住宅街の奥の方とか一歩間違えば不審者になりますし、特に用事も無いので入らなかったのですが、配達員になると嫌でも入らなければなりません。

それがエリアを広げるごとに増えていき、行き止まりや近道が脳内にインプットされてきています。

この調子だといずれ日本地図が庭になりますね。

伊能忠敬になれそう

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人間の温かさを感じる

配達員の仕事ってただ料理を届けるだけの機械的な作業です。

自分である必要は全く無い。

代わりなんていくらでもいるし二度と会わない人の方が多い。

そんな人間に

  • 「気をつけていってらっしゃい」と声をかけてくれるお店の人
  • お金をもらっているから当然なのに「寒いのにありがとう」と言ってくれる人
  • 雨の日に自転車でズッこけていた時、自分が濡れてしまうのにもかかわらず手を差し出してくれた人
  • エレベーターに一緒に乗った人が私より後に降りた時、私が降りた階を押して降りてくれていた人

これ、全て今後二度と会わないであろう人が私にしてくれたことです。

大人になると心が荒んでいきますが「なんて温かい世界なんだ」と思ったのはなんだかすごく久しぶりだと感じています。

私も他人に優しくできる人であろう。

思い出してほっこりしてきたので今回はこの辺で終わります。

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このブログでは、Uber eatsについてやミニマリスト、猫の飼い方、映画、おすすめ購入品などの記事を載せています。
気になる記事があれば幸いです♪

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