「さて、今夜私が頂くのは…?」あのCMに現役配達員が本音を言いたい

ウーバーイーツ

配達員の方、今日もお疲れさまです。

暑くなってきましたが水分補給をしながら励みましょう♪

自転車デリバリーのイラスト

ところで、最近気になっているあの「Uber eats」のCM。

ご覧になりましたか?

あのCMに物申したいのは私だけであろうか…。

そのCMとは、えなりくんとゆりやんさんが出てくるCM。

えなりくんが帰り道のバス停でUber eatsの注文をしている場面があるのですが、

え:「さて、今日私が頂くのは、帰りながら注文したラーメンです。」

ゆ:「家まで送りましょうか?」

え:「いえ、大丈夫です」

この会話の後に

「帰りながらオーダー、家で受け取る」

のキャッチコピー。

・・・。

や、や、めてぇーー!

お願いだから「帰りながらオーダー」をおすすめしないでほしいんです。

帰りながらするのであれば、すぐに家に着く距離から頼むか、
オートロックのない家の方で「置き配指定」にしてほしい。。

このCMの考察をしてみます。

例えば、えなり君がバスを待っている場所が恵比寿だとして、家が練馬だとします。

なぜそう仮定したかというと、東京に住んでいて電車ではなくバスを使う=家と駅との距離よりも家とバス停の距離の方が近いということになります。

もしもえなり君が東京の中心部に住んでいた場合、バスやタクシーなどの路上の交通手段はすぐに信号待ちや渋滞に引っかかってしまうので時間がかかってしまったり到着時間が狂ってしまいます。
中心部に近いほど電車の方が遥かに早く時間に忠実な為、バスを使うという選択肢は時間に余裕があるか、長い間揺られても苦痛じゃないコンディションの時にしか考えないはず。


そうなると、バスで帰宅しているということは都心や線路から離れた場所に住んでいることが予想されます。



その距離約23km、バスでは50分程。雨は降っていないのでほぼこの時間通りでしょう。「遅れる」はあっても「早く着く」はありませんからね。


そして注文の品はラーメンなので、えなり君が注文したお店とえなり君の家は、汁が冷めない距離・麺が伸びない距離なはず。

ということは、えなり君が注文したラーメン屋はえなり君の家の近くのエリアということになります。えなり君はまだバスに乗っていないので、今頼んでしまうと配達員が着く前に家に帰るのは難しいということになる。

チェーン店のラーメンなら余計間に合いません。

ゆりやんの近未来的な乗り物が車と同じ速さだとしても約40分かかってしまうので、送ってもらってもギリギリくらいでしょう。

台湾ラーメンのイラスト

(※全て勝手な想像です)

このように、外から頼んで家にまだ着いていないというパターンは時々あるのです。

次のオーダーを受けていなければ配達員が待つだけで済みますが、ピークタイムなどで注文が重なり、次のオーダーを受けていた場合、お店にも次の注文者にも迷惑がかかってしまうのです。
ダブルピック(同時に2件注文)を受けていた場合はなおさら

このように「家にいない」のはめちゃくちゃ痛手なのです。

家のイラスト8

注文者はUber eatsに対して「待つ」とか「なかなか届かない」という印象があるのかもしれませんが、配達員のバイクや自転車のスピードの他に、「遅い」には「前の注文者の家にスムーズに配達ができなかった」というのも原因の一つに含まれているんですよね。

今以上に「遅い」「届かない」イメージになってしまわないようにしてもらいたいものですが…。

あなたはどう感じましたか…?

他にもUber eatsに関する記事を書いています♪

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